明けましておめでとうございます。
コロナ以降、2度目のお正月となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
流行が長引き、誰もが否応なしにマスクの扱いや消毒の手つきが板についてしまったという異様な日々。
それでもまだまだ流行は続きそうで、いい加減げんなりとしてくる頃合いですが、普段の生活でも教室でも、基本的な感染対策などこなしつつ、それでも気持ちは前向きに、心はなるべく自由にできたらと願っております。
みなさまにとっても、この一年が幸多きものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、今年の年賀状は、絵本"The Tiger Who Came to Tea"をモチーフにゴム版を彫ってみました。
女の子がお母さんと家でお茶をしていたら、お腹を空かせたトラがやってきてお茶の席に加わり、見事に家中の食べものも飲み物も空っぽにして帰ってゆくという、シンプルながらユニークなストーリーの絵本です。
イラストがカラフルで、特に女の子の服がお洒落。青×紫の組み合わせはいかにも外国らしいですし、服と同じ色の青いリボン、そして(この年賀状には入っていませんが)服に合った色をした柄物のタイツ…!
こんなファッションセンスを持ったブロンドの髪の女の子に生まれてみたかったなぁ、なんて思わずしみじみしてしまいました。
原画にはないクッキーと大きなティーポットは、私がこの場にいたら欲しいだろう、と思って加えてしまいました。
もうひとつ、下の英文は、お茶に関する格言やジョークなどを集めていたときに見つけたもの。辞書のように見せかけて、お茶好きならではの感覚で言い切っているのが良いなと。
それにしても、大きな獣と(身の危険を感じることなく)交流するというのは、子どもの夢ですよね!
……いえ、一部の大人にとっては永遠の夢かもしれず。こんなお茶会、私もぜひ参加したいです♪
せっかくなのでもう一枚、お節料理の写真を載せておきます。
今年も張り切ってせっせと作り、気がつけば買ったのは蒲鉾と鳴門だけ(!)でした。いっそ、蒲鉾も手作りしてみようかと思えてきますが、大掃除や年賀状に差し障りがありそうなのでやめておきますか…。
ちなみに、今年は重箱ではなく、陶器の器に盛りました。このまま冷蔵庫に入れられるのも良いところです。