ハロウィンの工作

HAPPY HALLOWEEN!!

保育園での教室では毎年、ハロウィンに合わせた課題を用意しています。

こどもたちもハロウィンをとても楽しみにしているようで、ハロウィンのものを作るとなると、いつも以上の気合の入り方です。

 

今年まず作ったのは、カボチャの飾り。これはスープ用の深い紙皿にカボチャの色を塗り、顔を描いてから、モールを丸めて作ったカボチャのツルを間に挟んでホチキス止め。下部が少し切ってあるので形もカボチャらしく、また台の上に置くことも出来るようになります。

けれども棚の上に乗せずに壁に飾るのもなかなかいいアイディア。カボチャの表情もそれぞれ違ってかわいらしかったです!

 

お次はミイラ男たち。包帯の質感がリアルですが、実はこれはマスキングテープ。人型を描いた紙にテープを張っていき、最後に人型を切り抜いて完成!大きさもまちまちで、ミシュランのタイヤのキャラクターのような太っちょもいれば、文字通り骨と皮のような(ある意味ミイラらしい)やせっぽちもいて、それぞれみんないい味を出しています。

背景の紙は、せっかくなのでムードのある飾り方をしてみたくて、模造紙にハロウィンらしい風景を描いてみました。いかにも不吉な、ねじくれた大きな木とカラスたち、そして墓石らしき石の列。奥には魔女の家があり、おばけもゆらゆら。空には煌々と輝く丸い月……実は最初ちょっとリアルになりすぎてしまい、「これでは泣かしてしまうかも!?」と、おばけやカラスをかわいらしくしたりした、なんていう経緯もありました。

ちなみにもう一枚、ゴシック様式らしきの建物(思いつくまま描いたのでとんでもない折衷様式でしたが)に向かって、道にずらりと大きなカボチャのランタンが並んでいる、という絵も描いたので、そちらの絵はもうひとつの保育園の方に飾っていただきました。

 

次の回では、黒猫を作りました。実は体の部分は、子どもの工作の定番素材の一つ(らしいです)、トイレットペーパーの芯を使っています。これに黒い紙を貼って、耳の形になるように芯を折り曲げれば、だいたいの形は見えます。ですが思い通りのしっぽを作ったり、カーブした筒に顔を描いたりするのは意外に大変!ちょっとバタバタしましたが、かわいくリボンをつけると、全体がまとまりました。

ちなみにリボンの位置は首もとを考えていたのですが、頭につけたいという子が何人もいたので、好きなところにつけてもらいました。耳に飾ったり、中にはしっぽに結んだ子もいて、ちょっと面白かったです。

 

あまった時間でおばけも作ってしまいましょう。白い紙にかたつむりのような形を描き、顔も描き入れてから、はさみでくるくると切っていきます。りんごの皮のようなくるくるのしっぽを持ったおばけの完成!つるして飾ってもらいました。

 

というわけで、今年はなんと4種類も作ってしまいました!

毎年違う課題を考えるのはなかなか大変ですが、喜んでいる姿をみるとやはり「やって良かった!」と思います。

さて、次なる大きなイベントはクリスマス。今年はどんなものにしようか、どう飾ろうか。そろそろアイディアを練りはじめようと思います♪

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コメント: 3
  • #1

    さっちー (土曜日, 28 11月 2020 21:30)

    奈々先生のアイデアには、毎回 脱帽です。リアルな背景は、大切にしまいました。作品を家に持ち帰る日の、子ども達の顔ったら。満面の笑顔でしたよ。来年も 楽しみにしておりまーす。

  • #2

    nana (木曜日, 10 12月 2020 00:16)

    さっちーさん>
    コメントありがとうございます。
    アイディアを練るのは大変ですが、とても楽しいです。なかなか思いつかなくて、うんうん唸ることもありますが(笑)

    ああ、その顔は見たかったですねぇ…残念。
    リアルな背景、先生方や保護者の方々にもご好評だったそうで、嬉しいです!また来年も活用していただけますよう♪


  • #3

    ボッコちゃん (日曜日, 10 1月 2021 15:26)

    小さい子に創作の楽しさを知ってもらうのは大切だと思います。個人差もあるし時間の制約もあるしで大変でしょうがまずは楽しかったと思ってもらえたら◎だよね。