オーロラのお絵かき

月に2回、こども園で子供たちと絵を描いたり工作をしたりしています。

 

今回は冬の景色ということで、オーロラの絵を描いてみました。

まずは「オーロラ」というものを説明せねばと思って、星野道夫の写真集を持って行ったのですが、なんと子供たちは全員「オーロラ」を知っていました!

おそらくは『アナと雪の女王』に出てくるからなのでしょうが、びっくりしました。

 

すでにオーロラのイメージがあるようなので、さっそく製作開始。まずは、紺色の紙にいろんな色のチョークを使って波のような模様を描いていきます。コツは粉が出るようにぐいぐいと力を入れること。そして、この粉を指で上に向かって延ばすと……あら、不思議!もはやオーロラにしか見えません!あちこちで歓声が上がります。

 

さらに、綿棒の先に白い絵具をつけたものをスタンプのようにして大きな星を散らし、絵具をつけた歯ブラシをはじいて細かなしぶきを飛ばして、小さな星々を散りばめます。

あとは、黒い絵具で木々のシルエットを描いて、完成!!

ひとつひとつの工程はそれほど難しくないので、年少の子たちでもそれなりに上手に仕上がり、みんな満足そうでした。(めでたしめでたし)

 

追記:

参考のため、私も事前に描いてみましたが、これは大人でも楽しめるお絵かきでした。オーロラには決まった形がないので、「正しく描かなければ」というプレッシャーもありませんし、鉛筆や筆を使って精妙に描いたり書いたりすることに慣れた大人にとって、指を使っておおらかに描くのは新鮮な体験と言えるかもしれません。

ただ、大人が描くのであれば、チョークでなくオイルの入っていないパステルを使ってオーロラの色に深みをもたせ、木のシルエットにもこだわりたいところです。

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コメント: 3
  • #1

    さっちー (日曜日, 26 1月 2020 22:16)

    オーロラ素敵です。早速覗きに行って来ます。奈々先生の業、いつも勉強になります。大人バージョンで、次回描きたいな。近い将来、本物も観に行きた~い。  ウヒョヒョ

  • #2

    凹太 (火曜日, 28 1月 2020 07:59)

    鬼のお面はさすがカラフル。子供ならではでいい感じです。一方オーロラはなんときれいじゃないですか。両方とも自分でやってみたいと思いますが、鬼の方は月並みになってしまいそう。でもオーロラなら針葉樹の森に映えるかも。子供用に考えるのは大変だとは思いますが、「たいへんよくできました。」�

  • #3

    ボッコちゃん (火曜日, 28 1月 2020 14:02)

    キャー!かわいい鬼のお面。パチパチ。 鬼と言えば「ないたあかおに」 泣いたのは赤鬼だけではないよね。グッとくる絵本。かなり好きかも。オーロラの絵はなかなか素敵。オーロラを見に行きたいけど寒さが骨に沁みるおとしです。パスかな。