『リーブズ』の展示のおしらせ

息はますます白くなり、日陰の土は凍ったまま溶けず、週末のたびに雨や雪が降ってやきもきして……暖冬と言われた今年でしたが、ようやく冬本番の厳しさを感じるようになった今日この頃です。

 

白井市桜台の公民館で今週末イベントがあり、この公民館で活動しているサークルの発表会や作品展示が行われます。(お近くの方は広報などでご存知のイベントかとは思いますが、このページでのお知らせが遅くなってしまって申し訳ありません)

私が講師をしております、はがき絵サークル『リーブズ』も小さな展示をすることになり、みぞれ混じりの小雨の降る中、搬入に行って来ました。

 

はがき絵というと、よく「ああ、絵手紙ですか」と言われるのですが、『はがき絵』は絵手紙とは趣が違います。

『絵手紙』はちょっと下手なくらいが味があるとされていて、わざと左手で描いたり、筆の先だけ掴んで描いたりなどして、まわりにはその味のある筆使いで手紙を書き入れます。『はがき絵』の方は、ハガキサイズながらも水彩画としての完成度を求めて描き、文字は入れません。

 

サークルは第2・4火曜日の月2回で、私が季節感あるモチーフを考えて用意し、それをひとりひとりが絵にしていくのですが、うまく行っても行かなくても、わいわいと楽しそうに取り組んでいます。

今回は展示のためにこの一年に描いた中から、ひとり2~3枚を選び、それぞれ用意した額に入れて並べていますが、見ていると「ああ、このモチーフもやったな。おいしそうに描くのが難しかったと言われてたんだっけ」などといろいろ思い出します。

 

イベントは1月30・31日の2日間ですが、31日は12時半すぎから各サークルも店じまいを始めてしまうようです。あいにくのお天気となりそうですが、お近くでご興味のある方がいらしたらぜひお寄りください。

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コメント: 3
  • #1

    凹太 (土曜日, 30 1月 2016 02:06)

    皆さん苦労しながらも楽しそうに描いているように感じました。エノコログサはなぜか大好きで、夕日を受けて半逆光で輝いているのは切り取って持って帰りたいと思うほどです。フォックスフェイスは形と質感も難しそうな気がするのですが、よく描けていますね。(花屋さんで「きつね顔」と書いてあり、笑ってしまったことがります。)展示は学年末みたいなもので締めになりますし、これからも人に見せると思うと頑張れるかもしれません。先生の作品はすぐに判りましたよ。でもすぐわかるほどの特徴が3枚の小さな絵にあるってすごいですね。

  • #2

    ボッコちゃん (金曜日, 05 2月 2016)

    はがきサイズの絵はちょっと飾るのに良いですね。額に入るとワンランクアップ!!季節ごとに入れ替えて楽しめます。私は絵が描けないので絵葉書を入れたり雑誌の切り抜き、たまに柚木沙弥郎
    などで楽しんでおります。

  • #3

    nana (木曜日, 05 5月 2016 23:06)

    凹太さん>> きつね顔!それは笑えますね!あまりに直訳すぎますが、実際そのとおりですよね。 ハガキ絵、皆さん同じものをぜんぜん違く描かれるので面白いですよ。

    ボッコちゃん>> 本当に額に入れるとランクアップします。スポットライトなどあると、もうお値段まで高く見えそうです(笑) 自分で描いたものでなくても、何かを額に入れて飾るのは豊かな気持ちになりますよね。柚木沙弥郎は、ひなまつりの版画など季節ものもたくさんあっていいですね!