賀正

明けましておめでとうございます

光陰矢のごとし、などと言いますが、本当に歳月の過ぎるのは早いものです。なんだかついこの間まで暑がっていた気がするのに、いつの間にか冬になっていて、はや新年…。

思えば昨年はいろいろなことがありました。決して死なないとさえ思えた赤瀬川原平氏や、『祝婚歌』で知られる詩人の吉野弘も亡くなりました。LEDが今更ながらノーベル賞を取ったり、STAP細胞の騒動もありました。

私ごとで振り返りますと、春に個展、９月に「アトリエ百花」は無事1周年を迎え、12月には「はがき絵サークル　リーブズ」の講師を始めました。また、ミニコミ誌の取材を受け、一面（！）に大きく（！！）載せていただくという機会にも恵まれました。充実した一年だったと思います。

そういえば、昨年、個人的に立てていた目標の一つに、「本を百冊読む」というのがありました。（読書は数ではないけれど、分かりやすい目標があった方がせっせと本を読めるかな、と。）

残念ながら目標には達しませんでしたが、８３冊を読了。良い本、素敵な書き手にも出会うことができました。

さて、今年はどんな年になるでしょうか。

良いことでも良くないことでも、どんなことが起こるかなんて誰にもわかりませんが、

美しいものを見て、旅をして、良い本をたくさん読み、おいしいものを食べ、いろいろな人と会って話をし、知的好奇心をあちこちに伸ばし、心豊かに過ごしていきたいです。

そしてもちろん、絵もたくさん描かなければ。

去年は思ったほどたくさん絵を描けなくてつらかったので、今年は多作の年にしたいと思います。

ああ、何を描こうか、どう描こうかと考えるだけで、わくわくしてきます。（こういうとき、やっぱり私は絵を描く人間なのだなぁ、と思います）

このブログを読んでくださっている皆様にとっても、素晴らしい一年となりますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします！