メリークリスマス!!

世はクリスマス・イブですね、世は。

うちでは先日、兄の帰省に合わせて、クリスマスらしい料理を作りました。

 

今年は人数が少なかったので、大きな七面鳥はやめて、小さな鶏を用意。サイコロ状に切ったパン、みじん切りの玉ねぎ・セージ・パセリ、それにバターをあわせたフィリングを作って鶏に詰め、オーブンで丸ごと焼きます。うっかりしていて、クランベリーソースを用意していませんでしたが、美味しかったです。

また、コロンビア土産のクリスマスプティングも、クローブやナツメグが効いていて、一口かじると「ああ、クリスマス!」と思わせる濃厚でスパイシーな味が口中に広がります。これは日本人にはあまり受け入れられない味だと思いますが、うちではクリスマスの定番なのです。

(ちなみにもう一つの定番であるシュトーレンも、頂き物のおいしいのがあったのですが、クリスマスを待たずになくなってしまいました。)

 

アドベントカレンダーもすべての窓があき、とうとうイブとなりましたが、今日はクリスマスらしいことをする予定が全くありません。

しかも例によって今年も、絵の仕事が溜まったまま年末となってしまいました…。

よって、私はバッハのクリスマス・オラトリオをBGMにかけながら、今年中に納品すると決めた松の屏風の大下図を描いています。

 

世間一般的に夢見られているような、ロマンティックなイブの過ごし方とは程遠いけど、

これはこれでわるくないと思っていることに気が付いて、ちょっと愉快な気分です。

(でも、来年は年末に仕事を溜めこまずに済むように、余裕をもって仕事に取り組みたいものです…。)

さーて、休憩は終わり!続きを描くことにします。

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コメント: 3
  • #1

    凹太 (日曜日, 29 12月 2013 07:11)

    イブにクリスマスにお呼ばれしました。まず、クリスマスの詩を朗読し、皆で賛美歌を歌い、それから食事です。地元のクリスマスのスープと大きなお肉、キャッサバと調理用バナナを茹でたものが出ました。決して豪勢ではありませんが、家族、一族が集まり実に楽しそうでした。クリスマスツリーに下にはプレゼントの山。名前が書いてあります。中身は靴とか上着とか、実用品が中心です。食料品の詰め合わせもあります。子供にはもちろんおもちゃが入っているようです。日本とは宗教が違うので当たり前ですが、各国のおいしいものを楽しめてよかったですね。納品に向けて頑張ってください。

  • #2

    nana (月曜日, 30 12月 2013 00:32)

    凹太さんへ:
    メリークリスマス、いやいや、ここはコロンビアに合わせて「フェリス・ナビダード!」と言っておきましょうか。
    メッセージを読んでいて、コロンビアで食べた調理用バナナの素揚げを思い出し、懐かしくなりました。(私がそちらに旅行してから一年経ちますね)
    パーティに出てくるお料理は違っても、ツリーの下のプレゼントなどは、ヨーロッパと変わらないですねぇ。興味深いです。

  • #3

    ボッコちゃん (金曜日, 03 1月 2014 12:12)

    こちらの国の讃美歌は明るい感じの曲でギターの伴奏で唄われています。昔日本で流行ったフォークソングのようでもあります。ただ音程がまちまちでみんな好きなキーで歌うので聞いているほうははらはらします。キリストの教えは伝わっても、厳かな讃美歌は南米では無理だったようでございます。