講座を終えて

受講者作品。初めてと言いつつすごい勢いで描いていらしてびっくり。(この一枚しか撮れず、残念)
受講者作品。初めてと言いつつすごい勢いで描いていらしてびっくり。(この一枚しか撮れず、残念)

植物画体験講座が両日とも終了しました。

このように人に何かを教えるというのも、思えば教育実習以来です…。

 

みなさんも植物画を描くのは初めてでしょうが、私も描くばかりでしたから、系統だてて植物画の描き方や観察方法をお教えするというのは初めてでした。

実際にやってみなければわからなかったことも多く、特に一度目の講座は、こちらの至らない点が多くあったことかと思います。

 

植物画には正確さが求められますし、制約も多いのが本当ですが、今回は多少の『絵画上の嘘』はついていいことにして、観察のポイントや画材の使い方を説明しながら、じっくりと花を描いてもらうという形にしました。

それでもやはり難しかったようで、皆さんのご意見を平均すると、5段階中で難易度4といったところでした。

 

出来上がった絵はサインを入れて、額に入れました。これがとても好評でした!

家に帰ってすぐ飾っていただけるようにというアイディアだったのですが、こうするとぐっと見た目が締まって、出来さえもワンランクアップするようでした。

「夫に見せびらかせる」「家族を驚かせてやれそう」とはしゃいでいる方が何人かいらして、その様子にこちらも嬉しくなりました。

(上手にできた料理でも人を驚かせたりすることはできますが、絵なら飾っておけるし、何人の人にも見せられるのがいいところかしら、などという考えがちらっと頭をよぎりました。)

 

さて。

ありがたいことに、「もっと教えてほしい」と言ってくださる方が数人いらっしゃるようなので、これから教室を開くことを決意いたしました。

 

今のところ、場所は今回の講座と同じく、花の丘公園の講習室。

内容は水彩画(静物・風景・人物など)と植物画を両方取り上げ、月に2回くらいの開催を考えています。

詳細が決まりましたら、またお知らせし、正式に募集をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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コメント: 3
  • #1

    凹太 (月曜日, 10 6月 2013 01:39)

    植物画体験講座上手くいったようで良かったです。他の人が何かを見て今までにないことに気づいたり、それを絵にして、家族に見せられるという満足感があったのはすごいことです。満足感、達成感は何かをするうえで大事です。だんだん理屈ぽくなってきました。まあ、気に入ってもらえたからOKということで。

  • #2

    ボッコちゃん (火曜日, 25 6月 2013 21:23)

    人に何かを教えるのは難しいです。以前日本食の講習会をしましたが、天ぷらの海老の殻をむく際、しっぽの殻は残してむいたのですが、そこを強調しなかったので、皆さん全部取ってしまいました。箸を使って揚げたので、天ぷらは難しいと思われてしまいました。トングを使えば良かったです。焼き豚は500gのレシピでしたが、家に帰って5キロまとめて作ったと言う人がいてびっくりでした。反省色々・・・ありました。

  • #3

    nana (金曜日, 28 6月 2013 22:17)

    凹太さん:気に入ってくださった方が多かったとは思いますが、でもやはり水加減など、微妙で感覚的なところを教えるのは難しく、たとえば色鉛筆などだったらどんなに指導しやすいかと思いました。透明水彩の扱いは、小学校の絵の具とはまた違うので難しいです。

    ボッコちゃん:
    文化や生活習慣が違うと、使う道具も感覚も違うので、教えるのにもまた別の難しさがありますね。5キロの焼き豚…そ、想像しただけで胸焼けしそうです。あまりお肉を食べない私にとっては、殺人的…!でもコロンビアではお肉が主食みたいなものですものね。スーパーのお肉売り場にびっくりしました。