個展が昨日で終わりました。
花の丘公園での植物画の展覧会ということで、絵が好きな方だけでなく、植物好き・自然好きの方もいらして、思いがけないほど多くの方が来てくださいました。
ミニコミ誌や朝日新聞のちばマリオンをご覧になって、遠方よりお越しの方も多く、本当にありがたい限りです。
チャリティの絵ハガキの販売も好調で、売り上げの50%に少し足して、なんと3万円を被災地に寄付できることとなりました。
朝や夕方など、空いている時間帯もあったのですが、混んでいるときにはあまりお構いすることもできない状態でした。
もう少しゆっくりお話しできたら、と思われた方もいらしたようで、申し訳なく思います。
けれど、雑草の植物画でも、「雑草も描くときれい」「懐かしい」などと反応が返ってきて、嬉しかったです。
ひとによって、「これがいい」という植物が、おのおの違うのも面白いです。人気があったのは、アザミ、オオイヌノフグリ、西洋朝顔、ノバラ、ヨモギでしょうか。
懐かしさから「ゲンノショウコ」や「ヘビイチゴ」を挙げる方や、意外にも「ニラ」がいいとおっしゃる方も。
人の好みはわからないものだな、と思います。
日本画の方は、辛夷の花が印象に残った方が多かったようです。春一番に辛夷が咲き、これから春が、新しいことが始まっていくというイメージで描いたものですが、言わずともそれを感じてくださる方が多くて嬉しかったです。感性の領域で共感していただけるということは、非常に嬉しいものなのですね。
普段はひとりで制作しているだけですが、こうして展覧会をするとさまざまな反響があり、学ぶことが多いです。今回頂いたご意見やご感想を励みに、今後もいい制作ができたらいいなと思います。
来てくださった方、手伝ってくださった方、応援してくださった方に、この場を借りて御礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました!
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